これまでのあらすじ

父は40手前からマラソンを始め、今や競技歴10年を超すベテラン(?)ランナー。マラソンを始める前は何も運動はしておらず本当に一から始めました。そして今のフルのベストは3時間4分台。サブスリーを狙うにはそろそろ年齢の問題も出てきますが、それでもこの年でこのタイムは素直にすごい。一般的な50代と比べれば素晴らしい健康体。他の方がどの程度かは分かりませんが、肌の状態もいいのではないでしょうか。まぁ、しかし、10年ほど前に頭頂部とおでこの開通が成し遂げられ、今や一面の焼野原状態なんですがね…

（※参考画像）

そんな父を持っているのもあってマラソンには割と詳しいです。そして好きです。持久走には自信があったし、高校の時は割と本気でマラソン大会優勝を目指していました。

が、お察しください。言うほど速くないんです。高校時の1500mのベストが5分20秒。これがどの程度すごくないかというと、持久走の得意な中学生は陸上部ではなくても5分を切ります。そしてマラソン大会でも入賞圏内で小さなトロフィーがもらえる20位以内には入ったものの、ぱっとしない順位。

そして現在大学4年。私は来年4月から22年間住んだ東京を離れます。東京での最後の年、変わった親孝行として父と一緒のレースに出ます。父は確実に1時間半を切ってくるでしょう。なら自分も1時間半を切るようじゃないと勝負にならないじゃないか!!

ということで、「フル1時間半切り」という挑戦が始まったのです。

で、これまでどんな練習をしてきたかというと、11月はほとんどを練習するための練習に費やしました。いきなりペースを上げたり距離を増やしたりしたら簡単に故障してしまいます。まずは「走る」という「回数」を増やしていく。たくさん練習するための練習です。

具体的には1日5㎞や10㎞を無理のないペースで走るだけ。タイムは測らずラジオを聞きながら走っています。今のところ何も考えずに気持ちよく走るとキロ5分前後のペースになるようです。この段階からキロ4分ペースで22㎞維持出来るようにならなくてはいけません。

始めはただゆっくり走るだけで相当身体に応えました。大学4年間運動をしてこなかったわけではありません。いや、むしろ人一倍してきました。そりゃあ、もう、けっこう自慢できるくらいに…

それでも「走る」ことに対する抵抗力は人一倍ない自信もあります。それは自分が大学から始めたあるスポーツによるものなんですが、それはまた明日にでも…

では